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コロナ禍でスペインからの帰国のお話とこれから

エルプラット空港コラム
本当に人がいない空港・・・

最後にブログを更新してから1年半が過ぎてしまいました。
2020年3月末にワーホリのビザが切れるため帰国しなければいけなく、
日本行きのチケットを取ったにも関わらず、飛行機が2度キャンセルになり、このまま日本に帰れないんじゃないかと不安がいっぱいの締めくくりだった私のワーホリ。

このブログからご予約を頂いたお客様にも最後お会い出来ずきちんとお別れを言って帰国することが出来ませんでした。

久しぶりのブログはスペインでのワーホリの最後と、コロナ禍の中の帰国のお話と、これからのことを書いていきたいと思います。

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バルセロナ滞在残り半月で発令された緊急事態宣言

バルセロナ滞在最後の1ヶ月だった2020年3月。

最後の1ヶ月はずっと行けていなかったスペイン国内旅行を予定していました。
バレンシアの火祭り、セビージャ、マラガ、グラナダを行くことをずっと楽しみにしていました。
そんな中、3月15日に出された緊急事態宣言。
スペインの国内旅行はもちろんできず、帰国前に行こうと予定していたアメリカ、メキシコ、カナダのチケットを諦め日本に帰国するチケットを取りました。

ビザが切れるのが3月末だったので、それまでに間に合うようにチケットを取ったものの、飛行機が2度キャンセルになってしまいなかなか帰国出来ず。。。

ビビリの私は、4月に入ってしまって不法滞在にならないか心配で心配で・・・バルセロナの日本領事館に問い合わせして確認したりしました・・・。領事館の方が本当に親切で、帰るまですごく心配してくださり、こんな時でもきちんと対応をしてくださったことに本当に感謝しています。

働いていた職場の方やお客さん、友達にお別れを言って帰ることも出来ず、
行きたかった街やお気に入りのバルにも行くことはありませんでした。
唯一、美容室でお世話になった先輩たちにお別れを言えて本当によかったです。

人との別れって突然くるんだなー・・・と新しい感情を知りました。
バルセロナでのワーホリの最後約1ヶ月ロックダウンになったのは、
『今後できない経験だった』といつか思えるようになればいいなと思います。

スーパーしか外出出来ず、仕事も突然出来なくなり、ワークビザも持ってなければスペインでも日本に帰ってもなんの保証もありません。こんな状況下で自分にできることが本当に少ししかなくて、1ヶ月間、色んな意味で悔しい思いをして過ごしました。

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人のいない空港と、日本への帰国

そして3度目の正直で、やっと日本への帰国日を迎えることになりました。
同じワーホリ仲間だったお友達が、ワーホリの期間を切り上げて一緒に帰国することに。
そう思うと、約11ヶ月、バルセロナを堪能出来たことは本当に幸せなことだったんだなぁと。

エルプラット空港

本当に人がいない空港・・・

ビジネスクラス誰も乗ってない・・・w

エルプラット空港には本当に人がいなくて、映画の世界がまだまだ続くような奇妙な感覚がしました。

飛行機はもちろんガラガラ。
エコノミー席の1列を一人で占領できる飛行機で日本へと向かいました。

機内はある意味快適で、成田空港に着いてから飛行機を降りるまでは30分くらいしか待たずにすみました。

成田に帰国するとこんな称号を渡されました。いつ使うんだろうとか思いながら記念に取ってますww
当時はヨーロッパの方が日本よりはるかに感染者数が多く、こういう紙を渡されたのですが、今の世界を見るともう世界中どこに渡航しても同じ状態になってしまいましたね。

成田空港に着いてからはPCR検査待ちタイムが30分くらい。
結果が出るまで空港で待つ決意をお友達としていましたが、夜をまたぐため、国が用意してくれたホテルへと移動することになりました。

自衛隊の方に護送され、コロナ対策バッチリのバスで都内のホテルへと移動したのでした・・・。
外の景色を見ることもなくバスで移動し、犯罪者になったかのような気分を味い、ホテルに着いて部屋から見た景色で寺の一角が見え、日本に帰国したと実感。。。笑

その後ホテルで3日間過ごし、陰性の結果を聞いた後、知人に迎えに来てもらい新居へと移動したのでした。

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日本に帰国してからとこれから

ワーホリを終えて今後どうしよう?
スペインにこのまま住み続けたい。
それが一番の気持ちでした。ただ、帰って来る方法は学生ビザしかなく、日本に帰ってお金をためて学生ビザで帰ることを考えたのですが、その時点でスペインに戻っても自分のしたいことが見つからず、学生ビザの範囲内で働いて学校行って・・・っていう生活はなんか違う気がしていました。

当時知人がメキシコでお店をオープンするため、そこで働かないか?と声をかけてくださり、なんかおもしろそうだなと思ったので、スペイン語圏のメキシコで新しいことに一緒にチャレンジする道を選びました。

が、コロナが世界で流行りだし、当初2020年5月に渡航予定だったメキシコはスケジュールが伸びて伸びて・・・昨年11月、結局その話自体が無しになってしまいました。

コロナの影響でお仕事やお給料に影響が出た人がたくさん世の中にはいて、夢を失った人や、希望が持てなくなった人もたくさんいます。
自分は幸いにもメキシコに行くまで東京の本店で働くことができ、帰国後すぐに仕事を始めることができ、なんとなくコロナの影響を感じてなかったのですが、
メキシコの話がなくなり、すごく悲しかったし残念だったし、目標を失ってしまいました。
コロナめ。。。。。。。。。

だけどこういう状況になって、どこか他人任せで未来を選択していた気がして、もっと自分の力で仕事を作って、
自分の力で海外にいける未来を自分で用意しないといけないなと思いました。
日本に帰国してもうすぐ1年。なんとなくお給料もらって、なんとなく休みもらって遊びに行って、
なんか自分らしくない生き方をしてしまってるんじゃないかと。

ギリホリも終わって現在32歳。もうワーホリのビザでどこかに滞在できるという夢のビザは手に入らないのです。

なので仕事も退社することにし、なんのあてもないまま春からフリーランスになることにしました。
今は海外に動くこともできないし、まず日本で基盤作り。たぶんこれが今までの自分は出来てなくて一番しなくちゃいけないことだったのです。

約2年後の35歳。

必ずスペインに戻ると決めています。出来なくて悔しい思いをしたスペイン語も、昨年9月にDELEのA2を取得出来ました!(まだA2って感じだけどww)
35歳では観光のガイドとかをスペイン語でできる通訳になるのを目標に毎日勉強しています。
35際にはC1取得!!!!!予定!!!!!とるぞ!!!!!!

言わなきゃやらないから、自分の決意表明のために書いたブログでもあります。
あと2年、日本で頑張ります。

そして、元旦那とはいろいろもめてうまくいかなかった時期もあったけど、
今は友達でもパートナーでもなく、名前のない関係性だけど、自分たちらしいかなと思っています。
自分のことを本気で叱ってくれたり、本当は将来のことをすごく心配してくれたり、
もっと自分の人生を自分で作っていかなきゃいけないと思いました。

私のワーホリ最後から帰国しての1年はざっくりそんな感じでした。
そして、これからの2年、バルセロナに戻るまでまたこのブログで記事を書いて行こうと思います。

海外に行きたいアイデザイナーの人の目にいつか止まってもらえたらいいなと思います。

最後に!バルセロナで最後に訪れた場所。
カナレテスの泉

ランブラス通りにあるこの噴水の水を飲むと、またバルセロナに戻って来ることができるそう。
トレビの泉的なこの噴水。最後水出てませんでしたw
が、またバルセロナに戻れると信じてます・・・★