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30代で通信制の大学へ入学して気づいたメリット・デメリットとは?

コラム

31歳にして今年の春から大学生になりました。

『え?スペインにいるのにどうやって通ってるの?』

って思いますよね・・!?

私は今、通信制の大学の生徒です。

今日は、私が大学に行こうと思った理由と、実際授業が始まってみて感じたメリット・デメリットを書いていきます。

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30代で大学で勉強しようと思ったきっかけ

かつての私の夢は子供ができたら、子供が大学に行くときに一緒に大学に通うことでした。

いつか建築を勉強してみたい。なんて思ってました。

そんなぼんやりとした夢が昨年、目標に変わりました。

きっかけは会社で初めて従業員を雇ったことでした。

今までは旦那と二人で仕事をしてきていましたが、従業員を雇って、その子達が仕事や技術を覚えていったり成長している姿を側で見ていて気づいたことがありました。

『このままじゃ自分が持っている知識・技術を教えていって、いつか追いつかれるときに同じラインに立つのでは・・・?』

もちろん社員を雇って勉強させてもらってることはたくさんあります。でもそれは何かを教えたり、人を雇うという立場での勉強であって、自分の知識や能力に直接関わることではない為、なぜか少し

『自分も成長しなきゃ・・・!』

と思うきっかけになったのです。

そこで浮かんだ自問自答は

  • 自分が勉強したい興味があることはなんなのか?
  • どんなスタイルで勉強したいのか?
  • 勉強したことを何に活かしたいのか?

ということでした。

まず私は一番興味があったのは建築ですが、実用性がないことと、建築士になりたい訳ではないので選択肢から外れました。(まず受験する学力がないww)

他に興味があることはたくさんあったのですがその中でも一番はプログラミングでした。

しかも他に興味があることも学べるので一般教養もある大学はベスト。

次に、どんなスタイルで勉強するかですが、

  • 場所にとらわれたくない
  • 時間を決められたくない
  • 仕事的に通うのは無理

という点から通信制の選択肢しかありませんでした。

プログラミングを学ぶというと、周りのIT関係の方には『専門学校行った方が早いよ』と言われました。確かにそうなんですが、上記の理由から専門学校の選択肢は自分の中にはありませんでした。

最後に勉強したことを何に活かしたいのか?という点では、まず狭くなった視点をいろんなこと勉強して広げたかったのと、会社でしていく事業のプラスに少しでもなればいいなという期待でした。

大学で学ぶ授業程度でどこまでできるかは未知ですが、ベースを学べばあとは自分の努力と勉強次第かなと思ってチャレンジすることに。

思えば3年間の間で旦那に『私これがしたい!』と言ったのは大学に関することくらいだったかなと思います。そんな強い思いで願書をだし、去年の秋には決定していた大学への入学。

この時はスペインに行くなんて思ってもみませんでした。

(スペインに行くことにした理由はこちらの記事を…w)

語学力ゼロの私がスペインへワーホリに行くことを決めた理由
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通信制の大学に通うメリットとは?

入学できるハードルが低い

まず最初に挙げられるのが、一般の大学と違って入学できるハードルが低いということではないでしょうか??

私は東京通信大学に通っていますが、入学の際に必要だったのは作文でした。

  • 自分がなぜその学科を希望するのか?
  • その学科で学んだことを今後何に活かしたいのか?

などを書いて提出しました。

通信制の大学は日本にまだ数えるくらいしかありません。

『出てなんか意味あるの?』『知名度のない大学なんて』

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私はこの学習の方法は今後スタンダードになってくると思います。それは大学だけではなく高校や中学校・小学校も。

システム的にも合理的だし料金的にも良心的です。今は誰でも入学できても今後は難しくなってくると思います。でもそれと同時にどんどん通信制の大学も増えてくると思いますが。

場所や時間にとらわれない

次に挙げられるメリットは、場所や時間にとらわれないことです。

私は今スペインにいながら日本の大学の授業を受けています。

そして自宅だけでなく、カフェでも授業を受けたり、自分の好きな場所で好きな時間に授業を受けることができます。

スマホで授業の映像を見ながら自分でノートを取ってます。

通勤時間が長い人は通勤中に授業を受けることもできるし、昼休みに公園で外の風を浴びながら授業を受けることもできます。デートの待ち合わせに恋人が遅れてもその間授業を受けることもできます。

専門学校との違いは教養科目も勉強できること

ここはもちろん通常の大学と同じで、4年間での卒業に必要な履修科目数や必須授業などもあります。美容専門学校が最終学歴の私は、履修登録するときに仕組みがわからず、弟に大学の仕組みをやっと聞いたくらいでした。(大学主催の説明会にちゃんと出席すれば理解できます)

一年、二年次は専門科目より教養科目が多いのです。例えば私が1期の4〜6月で受けている授業は

  • 学術研究の本質(必須)
  • 数学入門(選択)
  • 初級プログラミング(必須)
  • キャリアデザイン(選択)
  • 経済学入門(必須)
  • 簿記概論(必須)
  • 社会情報処理(必須)
  • 選択理論心理学(選択)

といった感じの授業内容です。

一見プログラミングには関係ないものもありますが、実際授業を受けてると自分が興味があって選んだ科目は本当に授業を受けるのが面白いです。

簿記や経済は今自分が会社で知りたい知識なので、めっちゃ集中して授業を受けているので小テストもいつも調子いいですが、数学は苦手なので早速ヤバめの点数になってたり・・・

一度社会に出て働くと勉強したいことがどんどん多くなる、また興味のあることは勉強するのが本当に楽しいのです。

『進路に迷って大学にいく』→『いろんな授業を受けてどの道に進むか決める』

というよりも

『一度働いてみて自分に必要な知識はなんなのか?何に興味があるのか?』→『自分がビジネスで伸ばせそうな分野で授業を選んでさらに道を広げる』

という感覚に近いのかな?と思います。

今は進路に迷ってとりあえず大学に行く方は減ってきているのかもしれませんが、私は一度働いてみてから大学に行くのもいいんじゃないかなと思いました。(個人的な意見です)

しかーーーーーし!!通信制の大学にもデメリットはもちろんあります。



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通信制の大学に通うデメリットと時間の作り方

実際私が感じたデメリットは3つ。

ネット環境が悪いと授業が受けれない

通信制=ネット環境がないともちろん授業は受けれません。不慮の自体でその日受けようと思ってた授業が受けれないことも。

スペインへのワーホリ前なかなか授業を受けることができず、出発の当日空港でも授業を受けていました。成田で授業を受けきれず、乗り換えの上海で受けないとまずい状況下、

上海でWifi使えませんでした。入るWifiで使えるのはwe chatのみ。。。さすが中国。

早速欠席扱いの授業を2つ背負うことになりました。(東京通信大学では授業を受けた後の小テストに受験期限があり、期限を過ぎてからのテストの提出は遅刻扱いになります。)

家やよく行くカフェでネット環境が整っていればいいですが、裏を返せばネットがなければ授業が受けれないし予定が崩れることも。

時間割を組むのは自分次第

どんなペースで授業を受けて行くかは全て自分次第になります。

例えば1期に8科目授業を受ける私の授業時間数を計算してみるとします。

1つの科目につき約20分程の授業×4コマが1講×8講が授業になります。

20分×4コマ×8講=640分(10時間40分)

履修科目が8科目・・・640分×8科目=5120分(85時間30分)

これを受講期間の8週間で計算すると1週間あたりの授業時間は640分(10時間40分)

1日あたりに換算すると91分。

つまり授業を1科目1講分になります。

この時間を毎日継続して作れますか?ということが課題になってきます。

私の場合はお客さんの施術の間の空き時間に授業を受けたり、出勤前や仕事後に時間を作っていましたが、やはり受けようと思ってたとこの予定がどんどん崩れてきたり、急な飲み会が入ったり・・・

で結局最後にしわ寄せがきて今は毎日3時間授業受けないと間に合わなくなってます。。。

毎日コツコツするタイプ、週末にがっつりするタイプなど人それぞれですが、自分で計画して授業受けないとどんどんあとで苦しくなったり、単位を落とすことになります。

自分で時間を作るのって結構難しいです。

質問した答えに時間差がある

学校の授業では授業中や授業が終わった後に先生に質問をすぐにできますが、オンラインの授業では、授業後に質問を書き込み、先生からの返答を待つことになります。

質問はもちろんできるのはメリットなのですが、すぐにもやっとした質問を解消して小テストや次の講に進みたいタイプの人は少し不便に感じるかもしれません。

その反面で、課題を途中で止まってたら先生からアドバイスがくることもあるので再度やる気に火をつけてもらえたり・・・


という内容が、私が通信制の大学に通い始めてみて感じたメリット・デメリットでした。

なかなか自分で学習して行くのは根気と切り替えが必要ですが、勉強したいことを勉強できるのは楽しいです。学生時代『なんでこんな勉強しないといけないんだろう』と思ってたことが嘘のように、自分が知りたいこと・興味があることの勉強って楽しいんだなと実感しています。

学食とか、キャンパスライフとかちょっと憧れがあったけど、私は今ここバルセロナで授業を受けれることを嬉しく思います。

『なんでスペイン行ってまで日本の大学で勉強??』って思うと思うんです。実際私もバルセロナに来て2週間で、『今この大学の授業を受ける時間がなかったらもっとスペイン語に勉強集中できたのかな?』とか思ったりするんですが、、、

自分の中では今がベストのタイミングなんだと思っています。

私の場合は、ここに来ていなかったらこんなにも授業を受ける時間を作れなかったからです。

色んな事情があって、色んな形があって、色んな人が勉強できる環境がもうここまで浸透して来ているって素敵なことだと私は思います。30代で大学生になろうが、他の生徒に会うこともないし、どこか『恥ずかしい』とか『今更』なんて思う気持ちも一切持たなくてすみます。

どこでどれだけ頑張るかは自分次第。

2期はもう少し余裕を持って授業を受けれるようにしていきたいと思います!!ww

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