スペインの首都・マドリッド
バルセロナからも電車で片道わずか2時間以内。LCCで往復しても1万円を切る距離に位置する首都マドリッド。
バルセロナからマドリッドへ小旅行した際に私が一番驚いたのは
バルの安さ!!
観光地価格になっているバルセロナに比べると首都マドリッドは料金が比較的安く、
また昔のスタイルのバルが多く存在するようです。
今回はマドリッドで実際に訪れた安すぎるバルをご紹介します。
生ハムとビールでお腹いっぱいに【Museo del jamon】
まず最初はマドリッド中心部にあるチェーン店。【Museo del jamon】(ムセオデルハモン)
直訳すると生ハム博物館となる名のお店。たまたま滞在していた宿の真向かいにお店があり、たくさんの人で賑わっていたのでふらっと寄ったのがきっかけでした。
店内には生ハムが釣り下げられいるのもスペインにいることを感じさせてくれます。
(吊られているハムはもちろん本物!)
オーダーはバーの中にいる店員さんに伝えて、飲み物のみキャッシュオン、フードは退店時にまとめて支払う形になります。
最初はビールを注文。なんとこのジョッキビールが1.5€!!!!!
しかもタパスのハムは無料でついてきます。二人でこれで3€となんとも破格のお値段。
ファーストドリンクを頼むとタパスがついて来るのがスペインの昔ながらのバルのスタイルになりますが、チェーン店でもこのスタイルがあるのはなんとも嬉しいところ。
一番安い生ハムでもこの量で5.8€
日本で頼むと1000円は軽く超える量です。まずバルセロナのバルでもこの量は10€を超えるお店しかないと思います。
この日は他にマッシュルームも注文しました。この何の変哲もないマッシュルームですが、これもスペイン料理の一つ。しっかりと味のついたお肉が乗っていて、お酒のあてにも合います。
マドリッドの中心地ソル駅のすぐ近くにあります。
ランチタイムにもおすすめ!1€サンドイッチバル【100Montaditos】
次におすすめなのは、ランチタイムにおすすめのバル100Montaditos(シエンモンタディトス)
ショッピング街にある店舗はお昼どきには満席。お昼からサンドイッチ片手にビールやワインを飲むお客さんで賑わっています。
こちらのお店はカウンターで注文し、支払いを終えドリンクをその場でもらいます。
オーダー時に名前を聞かれ、フードが出来上がると名前を呼ばれ、レシートと交換します。
1€でもちゃんとお肉が入ったサンドイッチもあります。しっかりランチで食べるなら2つ3つくらいオーダーしてもいいかもしれません。
サンドイッチ2つ、フライドポテト、ビール、ビノベラーノで合計6€!!感動の安さです。
100Montaditosもマドリッドに店舗がたくさんあるので小腹がすいた時やビールをいっぱい飲みたい時にふらっと立ち寄ることができます。
ちなみに、このビーノベラーノという飲み物(左側)↓
直訳すると夏のワイン。
ワインをレモネードやファンタレモンで割ったさっぱりとした飲み口のアルコールになります。
これもスペインの人に人気の飲みもの。ぜひ機会があればトライしてみてください。
しっかりタパスがついて来る昔ながらのバル【El Tigre Sidra Bar】
そして3つ目はマドリッド出身の友達がおすすめしてくれたバル【El Tigre Sidra Bar】
サンアントン市場の最寄りChuca駅から歩いて5分ほどの場所にあります。
1階は立ち飲み、2階にはテーブル席のあるこちらのバル。
お昼の12時からオープンしています。この日はお昼から飲もうということでバルに向かいました。
タパスが無料でついて来ると友達が教えてくれたので実際にきてみたのですが、そのサービス精神にびっくり!
なんとビールを注文するとタパスがこんなにもついてきました。
ピンチョス(バケットの上におつまみが乗ったもの)4種×2人分に
フライドポテトが出てきました。
大きいサイズのジョッキのビールを頼むとタパスが2種類ついてくるようです。
一人5€。ジョッキサイズのビールだけでもお得なお値段にさらにこの量のタパスがついてくるなんてコスパ良すぎます。
その後おかわりで小さいビールを頼んだのですが、再びタパスもついてきました。
チキンのパエリヤが。
一人1000円もいかない安さでビールも飲んで、本当にお腹いっぱいになりました!ここでお腹いっぱい食べるもよし、一杯飲んでいろんなバルをはしごするもよし。バルで過ごす時間も楽しんでください!
安くてお腹いっぱいになれる街マドリッド。
歴史のある美術館もたくさんあるのも魅力ですが、次回はバル巡りメインに訪れようと思います。