マツエクとまつ毛パーマで悩む方へメリットデメリットを比較！

遡ること約20年前の2000年。

発祥の地韓国で、つけまつげの余った材料から発明されたのが“マツエク”の始まりでした。

日本に入ってきたのは約３年後の2003年ごろから。

当初はフレアエクステといい、束状になったエクステでした。フレアエクステは地まつ毛を束にしてつける為まつ毛自体が抜けてしまったり、束が一つ取れると隙間が目立つ為一部のファンには人気でしたがデメリットも多かったようです。

そして、現在も主流の１本に１本のエクステをつけるシングルラッシュ（1 bye 1)の技術がで出した頃から、日本でも爆発的な人気が出たのです。

一方で同じ頃には根強いファンがいたまつ毛パーマ

現在はラッシュリフトの名で再ブームが起こっている両者のメリット・デメリットを解説していきます。

マツエクのメリット・デメリットは？

まずマツエクのメリットデメリットです。

マツエクのメリット

マツエクのメリットとして挙げられるのが、

• 長さを出せる
• 濃さを出せる
• 部分的に長さを変えることにより目の印象を変えれる
• 海やプールに入っても同じ状態をキープできる
• カールの緩さや強さを選択することが出来る
• ボリュームラッシュの技術により地まつ毛が少ない人でもボリュームを表現出来るようになった
• フラットラッシュにより地まつ毛が細い人でも負担を軽減して濃さのある太さを付けれるようになった

マツエクのデメリット

そして一方でマツエクのデメリット

• 地まつ毛がないとつけることが出来ない
• 地まつ毛の状態に合っていないエクステを続けることにより、まつ毛が切れたり抜けたりする場合がある
• 約３〜４週間で隙間が気になったり、地まつ毛と一緒に伸びてくるエクステが気になり出す。
• メンテナンスにいかないと数本マツエクが残っている状態が不自然
• オイルクレンジングが使えない
• ホットヨガや岩盤浴など高音多湿の場所に行く回数が多いと取れやすい

メリットが多い分デメリットも気になるところですが、当初のフレアエクステの頃と比べると、日々新しい技術や商品が生産されていて、飽きない仕掛けが作られているなと思います。

まつ毛パーマのメリット・デメリット

そして次にまつ毛パーマのメリット・デメリットです。

まつ毛パーマに関しては。従来のまつ毛パーマ・ラッシュリフト両方の視点で記述していきます。

まつ毛パーマのメリット

• ラッシュリフトの場合は徐々に下がってくるのでメンテナンスにいかなくても過ごしやすい
• ラッシュリフトの場合は施術後にエクステとの併用が可能
• 仕上がりが自然
• エクステがダメな職場でも出来る
• エクステの接着剤にアレルギーが起きた方でも出来る

まつ毛パーマのデメリット

• 長さを出すことは出来ない
• 濃さを出すことは出来ない
• 従来のまつ毛パーマの場合、施術した直後にマツエクをつけることは出来ない
• ラッシュリフトの場合は根元から立ち上げるため、自然なカーブのパーマにはなりにくい
• 濃さを出す場合はマスカラを塗ることが必要になる

一時期はまつ毛パーマの施術がグレーゾーンという事からファンがマツエクに移行した時期もありましたが、マツエクに移行したお客様がまたまつ毛パーマに戻ってくる傾向が伺えます。

まつ毛パーマも新しい技法が流行り出し、昔に比べると薬剤がかなり改良されてきています。

まとめ

マツエク・まつ毛パーマ共にメリット・デメリットが多すぎてこれじゃどちらがいいのか分かりにくいですよね。

私が迷ってるお客さんに確認するポイントは３つ

1. メンテナンスの時期をどう過ごしたいか
2. どこまでの自然を求めるか
3. 自分のまつ毛に対する悩みは何なのか？

です。

まずメンテナンスの時期の過ごし方についてですが、定期的に通えて、常に綺麗な状態をキープしていたい方にはマツエクがおすすめです。が、なかなかメンテナンスにいけない、もしくはマツエクのメンテナンス前に数本残っていたりスカスカの状態が気になる方にはまつ毛パーマをおすすめします。

そしてどこまでの自然を求めるか？ですが、まつ毛パーマをかけてマスカラを塗らないのは一番自然に見せれるのかもしれません。ですが、濃さが欲しくてマスカラを塗る場合、マスカラの種類や塗り方によっては自然には見えない印象を与えることもあります。

マツエクで長さや濃さ、本数を調節することは、ある意味派手にも自然にも見せることも出来ます。

そして最後に自分のまつ毛に対する悩みは何なのか？

これが一番の決め手になると思っています。

• ボリュームが欲しい→マツエクがおすすめ
• 下がりまつ毛が気になる→まつ毛パーマがおすすめ
• 職場でマツエクがNGだけどメイク時間を短縮したい→まつ毛パーマがおすすめ
• 長さを出したい！→下がりまつ毛ならまつ毛パーマ・元々長さがないならマツエク
• マスカラが塗りにくい→まつ毛パーマがおすすめ
• タレ目に見せたい→マツエクで目尻につける毛を下がって見えるようにする

というように、どちらがいいのか悩んでいるお客さまにはまずお目元の悩みが何なのかを聞くことで、どちらが向いているのかを方向付けていけると思います。

マツエク・まつ毛パーマ（ラッシュリフト）のメリット・デメリットを理解した上でお客様におすすめを提案出来るといいですね！