空前のブームとなっているパリジェンヌラッシュリフト。
元々は海外で流行っていたラッシュリフトの技術に日本のメーカーが目をつけ、日本で流行らせたのがブームのきっかけです。一見普通のまつ毛パーマと何が違うの??と思いますよね。
“願いが叶うまつ毛パーマ”
“次世代まつ毛パーマ”
“まつ毛矯正技術”
などの代名詞を持ち、エクステから移行する人も増加中のパリジェンヌラッシュリフトの詳細を、メリット・デメリットを踏まえ徹底解明します。
パリジェンヌラッシュリフトと従来のまつ毛パーマとの違い
まず最初に、パリジェンヌラッシュリフトと普通のまつ毛パーマは何が違うのでしょうか??
そもそもパリジェンヌラッシュリフトという技術はまつ毛パーマの一種と考えると分かりやすいかと思います。技法や施術工程、使用する薬剤など細かくいうと違いもありますが、大元のジャンルは“まつ毛パーマ”です。
従来のまつ毛パーマは根元から毛先まで緩やかにカールをかけるのに比べ、ラッシュリフトというのはまつ毛を根元から立ち上げるパーマになります。
また、ラッシュリフトの中にもそれぞれ打ち出しているメーカーや会社がある為、パリジェンヌラッシュリフトやケラチンラッシュリフト、アイリッドアップパーマなど様々な種類と呼び方があります。
ですが全部まとめるとどれもまつ毛パーマです。
従来のまつ毛パーマと薬剤が違うというのは、パリジェンヌラッシュリフトでは化粧品登録されている薬剤を使うからなのです。従来のパーマより痛みにくいので長く続けれますが、毛の形を変えて固定するのは変わらないのでそれだけパワーがある薬です。(なのでしっかりと知識や経験がないと手軽には施術できません。)
施術工程はどうでしょうか?
パリジェンヌラッシュリフトの施術の流れはこのようになっています。
まつ毛パーマを今までにかけたことのある方はご存知かと思いますが、施術の工程は従来のまつ毛パーマと特に変わりはありません。髪の毛のパーマとも同じ流れですね。
“次世代まつ毛パーマ”と呼ばれるだけあり、パリジェンヌラッシュリフトもただのまつ毛パーマなのです。
大まかにまとめてると、このような点がまつ毛パーマと違う点になります。
- 薬剤(セッティング材)が従来のものよりまつ毛にダメージを与えにくい
- ロッドの形状が違う
- 全体にカールをつけるのではなく根元からまつ毛を立ち上げる
この最後の根元からまつ毛を立ち上げるということで、様々な効果が期待でき、地まつ毛の長さを最大限に活かすことがパリジェンヌラッシュリフトの施術のゴールなのです。
パリジェンヌラッシュリフトの特徴
次にたくさんあるパリジェンヌラッシュリフトの特徴を。
- 根元からまつげを立ち上げることにより白目に影がつかず光が入り綺麗な瞳に
- まぶたのリフトアップ効果で若返り
- 年齢に合った目元美を表現可
- 下がりまつげのコンプレックス解消
- くせ毛、逆さまつげの矯正
- 顔印象が驚くほど変化
- マスカラが劇的に塗りやすい
- 視界がスッキリする
言葉では分かりにくいと思いますが写真を見れば一目瞭然。
自分自身でも気づいていなかったまつ毛の長さに感動!!
施術前は『私まつ毛短いからなぁ・・』と言っていたお客様も『私こんなまつ毛長かったの?!』
と驚かれる方も続々。さらに2枚目の写真でわかるように下がりまつ毛だと瞳にかぶさってしまいます。そのまつ毛が立ち上がることで瞳の中に入ってくる光の量が変わったり、自分自身も視界がよくなるようです。
そして何よりもマスカラが塗りやすい!!
私はエクステを3年ほどずっとしていました。初めてパリジェンヌをした時、濃さが足りないように感じ、初めは『目ヂカラが弱くなった!』と思ったのですが、マスカラを塗ると濃さはちゃんと出るし、不自然なエクステよりもパリジェンヌラッシュリフトの方が自然でいい!と思うようになりました。そして一番感動した点がマスカラの塗りやすさでした。
エクステからまつ毛パーマに移行すると、自分のまつ毛で勝負なのでまつ毛のケアを真剣に始めました。朝晩の美容液と、日中は美容液成分配合のマスカラを使っています。
下がりまつ毛の方もまつ毛が上がる事で毎日のお化粧がラクになるのはかなり魅力的ですよね。
まぶたのリフトアップ効果もあります。
本当に幅広いお客さまからパリジェンヌラッシュリフトは人気があります。
パリジェンヌラッシュリフトはこんな方におすすめ!!
様々な魅力のあるパリジェンヌラッシュリフトはこんな方に特におすすめの施術メニューになります。
- エクステアレルギーの方
- お仕事でエクステNGの方
- 従来のまつ毛パーマでは満足しない方
- 地まつげを育てていきたい方
- ビューラーでもなかなか綺麗に上げきれない方
- 朝あげたまつ毛が昼過ぎには下がってくる方
- マスカラが皮膚に滲んでしまう方
アジア人は欧米人に比べまつ毛の角度が下がり気味です。その為ビューラーで上げる方も多いですが、実は毎日のビューラーもまつ毛の負担になっています。使い方を間違えるとひっぱてしまったりまつ毛が切れてしまったり。
まさにアジア人にぴったりのラッシュリフト。ただ少し不向きの条件も。
パリジェンヌラッシュリフトが不向きなまつ毛とは??
とっても魅力的なパリジェンヌラッシュリフトですが、残念ながら不向きなまつ毛もあります。
一重・奥二重・かぶりまつ毛の方
パリジェンヌラッシュリフトはまつ毛を根元から立たせますが、一重や奥二重の方は仕上がりが分かりにくい場合があります。
まつ毛にかかってくるまぶたの皮膚が厚いとまつ毛が上がったとしても皮膚に押されてしまい、効果がわかりにくくなります。
これはエクステでも同じですね。エクステの施術では一重の方はかなり長い長さをつけないと、エクステをつけても分かりにくいです。その為、一重や奥二重でも効果は出るかもしれないですが、綺麗な二重の方よりは分かりにくくなってしまいます。
一重やまぶたがかぶっている方にパリジェンヌをかけたらどうなるのか気になる方はこちらの記事を↓
まつ毛が奥の層から生えている方
また、これは自分では判断しにくいですが、まつ毛が瞼の奥から生えている方も同様に効果が分かりにくいです。まつ毛は横から見ると約3層になって生えているため、まつ毛がまぶたの奥に食い込んで生えている方は、上がったとしても立ち上がりの角度が下に向いてしまうため効果がわかりにくい場合があります。
まつ毛の一番下の層の毛が短い方
パリジェンヌラッシュリフトの施術の際に、瞼に置くロッドへの距離が一番下の層から離れてしまう為、一番立ち上がって欲しいはずの層の毛が立ち上がりにくくなるのです。
その為、一番下の層の毛が短いと仕上がりが少し緩くなる場合があります。
まつ毛が極端に短い方
そしてまつ毛の長さが極端に短い方。残念ながらパリジェンヌラッシュリフトの効果がわかりにくいかなと思います。ロッドのサイズに種類はありますが、一番小さなロッドでも上げる長さのない毛はエクステで長さを出す方がいいのかもしれません。。。
ですが上記の不向きの条件もご自身では判断できないと思うので、カウンセリングの際にアイデザイナーにチェックしてもらいましょう!
パリジェンヌラッシュリフトの持ちと施術後の注意事項
パリジェンヌラッシュリフトの持ち
そして気になるパリジェンヌラッシュリフとのモチですが、約4〜6週間が目安になります。
まつ毛は髪の毛と同じように自然と抜け、生え変わっています。4週間後に一気にカールが落ちてしまうのではなく、徐々にカールが緩くなってきて、新しく生えてきた真っすぐな毛が混ざってくることでマスカラが塗りにくくなったり、前ほど上がってないな?と思った時期が掛け直しの時期の目安となります。
ただやはり個人差もあり、元々の地まつ毛が太くハリ・コシのある方は軟毛の方に比べてカールが下がってくるのが早く感じると思います。
施術後の注意事項とアフターケア
パリジェンヌラッシュリフトの施術後は、お目元は3〜4時間濡らさない方がいいと言われています。
これは髪の毛のパーマをかけた時を想像してもらうと分かりやすいでしょうか??
パーマ液はかけた後も空気中の酸素と結合をしてゆっくりと固定していく為、すぐに水に濡らしてしまうとせっかく固定したまつ毛が下がってしまう可能性があります。ですので施術を受けるスケジュールの後はジムやホットヨガも避けることをおすすめします。(これはマツエクと同じですね!!)
そしてクレンジングや洗顔についてですが、パリジェンヌラッシュリフトではマツエクのようにオイルクレンジングはNGなどということはありません。
ただ!!ウォータープルーフタイプのマスカラにはご注意ください。
泣いたり汗をかいても落ちないのがウォータープルーフタイプのマスカラの魅力ですが、落ちにくいということは“落としにくい”ということです。
落としにくいマスカラって指の腹で挟んでゴシゴシしてしまいますよね??
実はこれまつ毛にとって1番の負担なのです。まつ毛のダメージする原因は“摩擦”と言われています。ですのでおすすめはお湯で洗い流せるマスカラorマツエク専用のマスカラです。
特にマツエク専用のものは流しやすい上に美容成分が配合されているものが多いので、日中もケアする意味では一番良いと思います。
ポイントをまとめると、
- 3〜4時間はお目元を水に濡らさない
- クレンジングの際はなるべくまつ毛をこすらない
- マスカラを使用する場合はお湯で流せるものかエクステ専用のモノを
そして最後に、パリジェンヌラッシュリフトを始めるなら一緒に育毛がかなりキーポイントになる事間違いなし!!
パリジェンヌラッシュリフトは何と言っても地まつ毛勝負です。
地まつ毛が長く、濃い方が上がったときに効果が分かりやすいので、地まつ毛のケアもしっかり始めましょう!!
そしてまつ毛の摩擦にだけは本当に注意を払ってくださいね!!
次世代まつ毛パーマと呼ばれるパリジェンヌラッシュリフト。
世の女性が “より自然に” “飾らない美” を求めているからこそブームを巻き起こしているのでしょう。素材を活かし、スッとマスカラを軽く塗るパリジェンヌのように、
あなたも次世代の目元を目指しませんか?
パリジェンヌラッシュリフトとエクステのメリットデメリットはこちらの記事を↓
筆者が訪れてよかったサロンをごく一部ですが、ご紹介します!
【東京・青山】ローズラッシュ
【大阪】心斎橋【アクネ】
全国のパリジェンヌラッシュリフトサロンは24時間予約OKのホットペッパービューティー